どうも、なごみ戦士です。
昨日、乳ガン検診の結果が届きました。
結果は異常なし。
ひとまず安心しました。
少し前に乳ガン検診についての記事も書いているので、よろしかったら。
乳ガン検診のススメ:
https://nagomisennsi.hatenadiary.jp/entry/2019/08/21/160335
家族にも結果を伝えましたが、私の本題はそこではありませんでした。
私が乳ガン検診を受けようと思ったキッカケです。
実は去年の11月頃に自分の右胸にしこりみたいな違和感を見つけました。
最初は気のせいかと思ったのですが、翌月くらいから気のせいではないなと感じ始めて、その時乳ガンかもしれないと認識したんです。
けれどその事を誰にも話せませんでした。
もし乳ガンだったら。
検診や手術にもお金がかかるし、今の私は無職です。親に頼めば貸してはくれるだろうとは思いましたが(それが安易に想像つきます)、だからこそ言い出せなかった。
周りに心配をかける。
迷惑をかける。
そして何より、私はそうまでして生きたいのか。
そこに答えを出せなかった。
生きれたとして、現状のただ毎日家で家事ばかりして、これからも生きていくのか。
そこに心の底からの笑顔はあるのか。
自分の生きる価値も意味も見い出せていない時期だったため、余計に抱え込んでしまっていました。
そんな想いや悩みを抱えたまま、時間は過ぎて。
今年7月。
ある日、胸に青紫のアザみたいなものを見つけました。
それについては、その時着ていた黒いブラトップのただの色写りだったんですけれど、乳ガンの不安を抱えていた私にとって、とても衝撃で恐怖以外の何ものでもありませんでした。
でもその時の恐怖は気付かせてくれました。
死ぬのが怖かった。
とても怖くて、そしてそれ以上に未練を感じました。
やりたいこと。やってないこと。
知りたいこと。見たいもの。
たくさんある。
本当は生きたいのだ。
私は生きたかったのだと。
この時やっと素直に自分の気持ちを受け止められた気がしました。
そして、気持ちが決まったことで、乳ガン検診を受けようと決めて行動しました。
8月。
乳ガン検診を受けて、結果は異常なし。
(乳線外科に見てもらうこともこれから視野に入れたいです。)
感謝しました。
生きることに悩んでいたのに。
まだ生きていてもいいのだと。
未だに右胸にあるしこりの違和感は消えていません。親族が乳ガンになっているので、一般の人よりは今後なりやすい可能性もあります。
これで「これからも大丈夫」とはいきません。
来年から毎年乳ガン検診を受けようと思います。
不安はきっと無くなりません。
でもこの体と付き合っていきます。
家族にも、しこりのことや話せなかった理由、ちゃんと話しました。
今回は幸いだったけど、今後もし私の体に何かあったとき、相談出来ないままだと、最悪なことにもなりかねないからです。
自身の死を身近に感じたことは、とても怖かった。
けれどそのキッカケで、受け身で消極的だった考え方に、決断と行動が生まれました。
乳ガンに限らず、事故や事件にあって死んでしまうかもしれない。
生きている限り、死に向かって歩いている。
それならば、私はどう生きたいのか。
何をしたいのか。
稚拙ながらも考えるようになりました。
そして、少しずつ外へ出るようになりました。
自分が気になったところへ。
まだまだ結果には繋がらないけれど、この一歩や選択が、私や周りの笑顔に繋がると信じて。